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よみぢのほだし

おくりびと ~ニュース見がら思ったこと…~

気になっていたのに、まだ見ていないのですが…

タイトルだけを聞いた時に、何を描いた映画なのかは分かっていました。だからこそ、見ておくべき映画なのも理解していて……
でも、なかなか休みもないので見に行けないまま……あらあら……と。とっちゃいましたねぇ…オスカー。

何度もTVで流れるシーンがいくつかありますが…
どうしても気になるのは、「汚らわしい!」というセリフ。
誰もが必ず一度は通る道=死=ケガレ(死穢)……見なきゃいけないなぁ…やっぱり。この映画。前後の繋がりを見なければ…と思わされます。
あと、晴れ着(着物)姿の女性たちが、棺の中の死者に口づけて紅の痕を残すシーン。コミカルなシーンとしてTVでは紹介されてますが、私が気になったのは小さい女の子まで赤い晴れ着を着ていること。バックには祭壇が作られているから、葬儀…でも喪服じゃないんですよねぇ……
あとルーズソックスを履かせるシーンも、気になるシーンですね。

「納棺」は生きている間には身近な人の死と共に立ち会い、いつか死ぬ時に自らも受けるもの。
これまでに立ち会った誰かのその時を思い出したり、いつか自分が受ける時のことを考えたり、日本人の死生観や様々な思考・生活(民俗的な部分も)を考えさせられそうな作品だな…と思っています。


時間を見付けて見に行きたい…です。

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