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よみぢのほだし

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11日、東儀秀樹さんのコンサートに行ってきました。

毎年恒例のことではありますが…


第1部は、古典。

貴族たちの即興の宴のような雰囲気がよかったです。

第2部は…

いやぁ…今年は凄かった。

まさか、ピアノ&シンセ、ドラム、ベース、ギターが舞台に並んでるとわ。

当然、後方にはお母様・お姉さまもいらっしゃるし、今回ゲストが二胡。

時代も国もボーダレスで凄かった…


いつも思うことなのですが。

楽器と音っていうのは不思議です。

たとえば「誰も寝てはならぬ」という曲がありますが。

本来はクラッシックなので、ヴァイオリンの旋律が美しいのは耳になじんでいるところでしょうが、これを二胡で聞くと、不思議なもので、違和感がない。

音質の似通ったところは、同じ弦楽器なのであって当然ですけど、響きは違うので、新しい府に気は持ってる。

でも、全然違わない。凄く不思議な感覚です。

そういう時、楽器というものの伝播や、時代・国を超える人間の感覚などについて、とても深く考えてしまいます。


で、あまり知らない方にはいつも驚かれますが…

アンコールはスタンディングになってました。

「雅楽でしょ?」と言われるけど、ノリノリです。

手拍子とか普通です。

TOGI+BAOの時なんて、ライブみたいです。


日本の横笛と中国の横笛の音の微妙な違いも、凄く実感してしまいました。BAO用曲がメンバーいないと少しさみしい。音が足りない…


弦楽器や管楽器について、毎年、この時期になると、とても深く考えてしまいます。


そして……

コンサート中、脳内を音符と五線譜が回る(笑)


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