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ずっとまえに某歌聞きながら、「あ、この歌、なぎちひやん!」と思ってメモったはいいが、
結局、どうにもできず放置してたネタがあったんですが……
先日、ツイッターで
「5歳の那岐、二ノ姫と会う」な内容が愛蔵版に追加されてるというTLが流れて、
最初は、5歳の那岐も宮田さんが演るんだって!ってので萌えてたんだけれど……
よくよく考えたら、その出会いって、千尋覚えてないんじゃないの!?
現代の橿原での5年間、覚えてないまま那岐と一緒にいるんだよね!?
という思考に陥り……
放置してたメモとの妙な一致を見せたため、勢いで色々追加してみたら、一応完成した。
愛蔵版の噂から出てきたSSSなので、さすがに小説の部屋に放り込めなくて、
こっちに載せることにしました。
実際にプレイ後、修正とかできれば移動させようと思います。
というわけで。
捏造というかフライングというか……
そんな那岐→千尋(二ノ姫)は、続きからどうぞ
僕の名を呼ぶ声。
優しい声。
幼いあの日から変わらない……声。
こんな僕を、君は微笑みながら呼ぶ。
いつだって…
どこでだって…
他の誰とも関わりたくなかったのに。
気付けば君が隣にいることに、どこか癒されている自分がいた。
君に出会ったことで、世界が変わった。
変わることなんて望んでなかったのに。
笑ったり
泣いたり
怒ったり
くるくると変わる表情から、いつしか目を離せなくなっていた。
その……僕と似た空色の瞳に映る姿が、心地好かった
君が見ている僕という存在が、そこに……いた。
それは、この面倒な世界の中で…唯一の安穏。
君の前でなら、「僕」でいられる気がした。
君が好きでいてくれる僕が、僕は好きになれる気がした。
たとえ………
その記憶の中に、あの出会いの日の想い出が残されていなくても。
君の瞳に映る僕の姿が、いつでも、僕にあの日の想い出を蘇らせてくれるから。
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ちなみに。
妄想を産んでくれた歌は、
「GLORIA~君に届けたい~」林原めぐみ
です。
歌詞の『君の瞳に映った自分が一番好きでいられた』の部分が、
何となく那千っぽくて……