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荼吉尼天か?荼吉尼天の仕業なのか?
怨霊か!?龍脈が乱れたのか!?
見ながら歩いて九郎さんにぶつかってギンナン食べてたらハトに襲われるイベント起きなくなるやん(迷宮)!!
他にも諸々イベント起きなくなるやん!!
…………って、そういう世迷いごとはさておいて(笑)
携帯電話のニュースで見て、一人大騒ぎ状態。
どうやら、夜のニュース読んでたら、回復は不可能なのだとか……
あうあうあう……
自然の脅威で片付けちゃっていいのかしら。
というか、もう、残念無念としか言いようがない。
写真データとして何枚か手元に風景が残ってるけど、もう見れないのかなぁ。
そんなこと考えながら打ちこんだ文章を続きに入れてます。
迷宮ED(弁慶残留)後のつもり
目の前で、それは無残な姿を見せていた。
ここ2・3日は荒れた天気が続くと告げていた天気予報。
昨夜は、恐ろしい程に風が鳴っていた。
幼い頃から、そこにある事が当然だった。
こことは違う別の世界に行っていた頃だって、大きさは違えど聳え立つ姿に、少し安堵した。
それが、今……
「うそ……」
立ち尽くし、その言葉だけしか出てこない。
「これは……また……」
「すげぇな…」
「大変なことに……」
傍らから聞こえてくる声も、言葉を失った声。
朝から、大騒ぎになっていた。
だから、様子を見ようとここまで来た。
着いた時には既に人だかりになっていて、けれど、いつも通りではない風景に心が落ち着かない。
本当だったんだと。
本当になくなってしまったんだと、ただ茫然と、そこを見つめていることしかできなかった。
ここで。
この世界でも、あの世界でも、いろんな思い出があったと思い出す。
「望美さん?」
「望美?」
「先輩?」
呼ばれて我に返れば、心配そうに自分を見る3人の姿。
「え」
不意に伸ばされた弁慶の手が頬に触れ、初めて自分が涙をこぼしていたことに気付いた。
「大丈夫ですか?」
「あ、はい。ちょっと色々思い出して……」
涙を拭ってくれた弁慶の手が、望美の髪をそっとなでる。
「確かに、ちょっと悔しいって言うか、寂しいっていうか。」
「ある筈のものがなくなるっていうのは、哀しいですね。」
幼馴染たちの言葉に頷いて、望美はもう一度、大銀杏のあった場所へと視線を向けた。
広く張っていただろう根だけが天を向き、これから青々と育っていく筈だった葉が地に伏して……抉れ盛り上がった土が、未明の状況を物語る。
「なんとか、なったらいいのに……」
「もう一度、ここに大銀杏のある景色を見たいですね……」
ぽつりと零した望美の言葉に、弁慶も呟くように零す。
ただ、頷いて………将臣と譲も、見慣れていた筈の風景に突如訪れた空虚を、見つめることしかできなかった。
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倒れてしまった大銀杏の写真を見てると、根が凄く細かく広がってて、あの巨木をずっと支えてたんだな…この根が……と哀しくなりました。
春~夏に向けて茂り始めていただろう青い葉が、地に伏してしまっていて、何だか悔しい気がしました。
見なれていたものが消えてしまうと、心に穴があいたような感覚になります。
きっと、ずっと、あの大銀杏を見て育ってきた人にとっては、空虚が訪れてしまうんだろうな……と思いながら、一気に綴ってました。