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よみぢのほだし

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太陽みたい…

本屋さん寄ったら、最遊記外伝の最終巻出てました。
終わりの分かってる、でも始まる為の物語。

感想は、連載派の方は今更だろうけど、コミック派の方にはネタバレになるから、続きに隠しときます。

 
最初の1巻出た時は、
「終わってほしくないなー、最期の分かってる物語、悲しいし…でも終わんなきゃ始まんないんだよねぇ~」
と、いろいろ思ってたんですが(当時の私は最遊記ビンボー/笑)
ネオロマに暴走してる間(色々追いかけると収拾つかないんで)全く手つかずの状態だったため、気づいたら出てた…(おいおい)

あれから、いろいろあったわけで、とうとう…というか、やっと…というか、お疲れ様でしたというべきか、終わっちゃいましたね。雑誌変わった時はどうなることかと…

1巻の峰倉先生のコメントでもあったし、
先のある物語だから、分かってたことだけど…
「出会いのための別離の物語」
は、やっぱり、涙なくしては読めなかったです。
彼らの死に様が、悲しくて。
でも、それがあったからの先の物語だから。


長い長い時間、一人きり、名前以外の何も…全て消されて。
太陽だけを待って…
呼び続けた、遠い時間。

金蟬の「次は必ず…俺が  俺がお前に手を差し出すから」って…
あうあう…
それで500年後、手は差し出されるんだよ。
始まるんだよ。
終わったけど、始まるんだよ。



すいません。
巳生、三空贔屓なので、金空も好きなんで、感想偏ってます(笑)


でもさ、それをずっと「見て」いる観世音菩薩さまが、一番、思うところあるだろうな~って。
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