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よみぢのほだし

あれからひとつきがすぎて

このひと月、本当に時間が早く過ぎてしまった気がします
また、揺れがあって。
もう嫌だと思いながら、ゆらゆらと天井から吊られたPOPが揺れているのを見ながら、自分の体を支えていました
今回は、気付かなかった人がかなりいて……
この無関心さが恐いと思ったりもしました。

少なくとも。
手の届く範囲の方々は、みなさん無事でいらっしゃる
それだけでも、ほっとした。
けれど……
ほんの数か月前に5日間を過ごした仙台の様子がテレビに映るとショックです
そして、今日、副業先の従業員用サイトを見ていたら……
ああ……やはり、二桁の死者行方不明者が出ていたのだと、今更ながら知りました
それでも負けずに、屋上駐車場で営業を再開したりしている店もあるのだと、知りました

そんな、一ヶ月後を過ごしながら。
時折こちらまでくる余震の余波の中……
何ができるのだろうと、思い悩む日々です
結局なんにもできないんだと思いながら、それでもできることはないかとも思う。
できる限り……と、経済を回したいと思うけれど何ができる?

自粛って何だろう
不謹慎って何だろう

そんな風に考える中で、それでも一番願いたいのは
全国にいらっしゃる、ネットやツイッターで一度でも言葉を交わしたことのある方々の無事です
どうか、みなさんと笑いあいながらお会いできる日が来ますように……

 不謹慎かもしれないから隠す














白泉社のサイトに、作家様方の応援イラストが掲載されてて……
呉さんの至誠館メンバーのイラストに泣いた
仙台だって思ったら、胸が熱くなった
そして、彼らが頑張ってる姿が浮かんできた
震災直後にもツイッターに投稿したけど
仙台の人たちのために、至誠館メンバーが頑張ってて
同じく横浜でも、星奏や天音のメンバーが人々を勇気づけようと演奏とかしてて
かつての被災地だった神戸の神南メンバーは、いち早く支援に動いてるんじゃないかなって
そんな風に思ったら、元気になれた。


ツイッターで、震災直後に広がったネオロマンサー同士の励まし合いは、もしかしたら、傍から見れば不謹慎に映ったのかもしれないけど
それは、全国にいるネオロマンサーの心が一つだと感じられた瞬間だった
停電のなか、ライトが希望を与えたように……
テレビの向こうの他人事ではなく、それが現実で大切な仲間が大変な目に遭ってるって実感した。

既に。
遠いものと思ってしまっている人が多いのが哀しい。
それは現実で、まだ現在進行形で……って思えない人が多い
時が過ぎれば忘れてしまうというのは、自分自身が遭ってないから
遠く離れていても繋がってると思えるから、他人事だと思えない
力になりたいと、今も思ってる

だけど。
頑張れという言葉は、無責任な気がして言えない
応援してるっていう言葉も、絵空事みたい
祈りが届くのなら、いくらでも祈るよ
でも、本当は何をしたらいいのかわからないんだ。
だから。
言葉を、想いを、共通で知るキャラに託してしまおうと思ってしまう。
きっと言い訳。
何もできない自分を覆い隠すための……
大丈夫?としか聞けない
よかった。としか言えない
きっと自己満足なんだってわかってるけど、不安で仕方ない。


まるで既視感のように訪れた揺れ。
もうやめてと思いながら、蹲っていた。
ずっと気を張ってる気がするけど、気を抜いたら倒れてしまいそうでこわい。

ただ、毎日思うのは
どうか……という祈りだけ
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