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7月の5・6・7日、2泊3日で熊野三山を廻ってきました。
天候の悪さも手伝って、初日から波乱含みの様相……
【7月5日 出立~新宮】
雨空の中、早朝よりあまり喜ばしくない某国ミサイル発射のニュースを気にしながら、朝8時の、天王寺発スーパーくろしお1号に乗り、一路熊野へ!
……ところが、思ったより自由席に並ぶ人が多くて、急遽、指定席切符を取ろうと窓口に向かったものの…「雨のせいで規制かかって、指定券取れないよ」と言われ…電車の運行自体心配になりながら、仕方なく自由席の喫煙車両に落ち着きました。
日根野辺りを通過中は、日も差し、「大丈夫かな」と思っていたにもかかわらず…特急は和歌山駅で停車。「御坊付近が、集中豪雨のため、規制」とのこと。
どうなるのだろう…と不安に思っていると、また車内放送。御坊駅まで代行バスで送って、御坊で待っている代行の列車にて新宮まで向かってもらう…とのこと。乗客全員、和歌山駅で下車し待っていたバスに乗り換えました。御坊につくと、折返し運転の特急が待っていて、運良く、今度は自由席禁煙車両に乗れました。
特急にも乗れて、もう安心!と思いきや。
なんと、規制は解けておらず、御坊~南部間は時速15キロ運転…特急違うし…それ……
まあ、私はのんびりした一人旅なので、その日のうちに宿に入れたらいいか…と、気楽に構えていられましたが、大変なのはビジネスマンや、お葬式、病院に向かう方々。車内はパニックでした。
当初、1日目は勝浦温泉泊だったので、那智大社に赴く予定だったのですが、それは予定通り12時前についた場合。何時に着くか分からない状況だったので、ついた時間で、勝浦で降りるか新宮まで乗り越すか決めることにしました。
窓の外はうねる海。激しく窓を叩く雨と風。線路沿いの草や木は倒れんばかりに吹きなぶられている状況。…これじゃ、時速15キロも仕方ないか……先を急がない私は、この、滅多に経験できない状況を満喫する気満々でした。…ブログのネタにもなるし……
問題と言えば、元々よく揺れるくろしお号なのに、最徐行でブレーキかけながら走るせいで前後に揺れること。普段の横揺れよりも、かなり辛かったです。
退屈になったら、宿で夜にやるつもりだった調査資料のまとめをしたり、友人にメールしたり、私の携帯はテレビ付きなので、某国ミサイル発射についてのニュースを垣間見たり(天候が悪すぎて、ほとんど映りませんでしたが…)、と適当に時間を潰すうちに、漸く、南部を過ぎて最徐行が解除されました。
特急らしく進み…到着予定は3時半。
もう、新宮まで行くしかない…と決め、駅から速玉大社までの道を地図で確認しました。
結局、特急料金は返していただくことができ、私は、新宮で降りて速玉大社に向かいました。
天候は、曇り空。時折、微かに霧雨程度の雨がぱらつくくらいだったので、逆に動きやすい気候でした。
速玉大社には、大学3回生の時分に、大学の友人たちと5人で旅行に訪れて以来、○年ぶりの再訪。
けれど、記憶なんてものは曖昧で、道も全然覚えておらず…駅の観光センターで、周辺のバス時刻表・地図を貰うついでに道順を確認しました。
コインロッカーに荷物預けるのも面倒だったので、小荷物(歩き用ポシェット)とお泊りセット(調査・旅行用カバン)の両方を携えて…見るからに怪しげな旅行者と化しながら、商店街を抜け、速玉大社に…
観光バスも来ていて、あまりゆっくりできなさそうだったので、喧騒を逃れて宝物館。
歴史街道倶楽部に入っているため、こういうところは会員割引がきくはずだったので、チケットと会員証を出して、窓口のお兄さんに聞いてみると、知らなかったみたいで…しばし、時間がかかりました。でも、持ってきていた倶楽部のガイドブックに載っていたので、割引で入れてもらえました。…そういえば、前に来た時もこんな押し問答したかも……
そのお兄さんと、歴史街道倶楽部について話をして…のんびりと、他に誰もいない宝物館の中を見学しました。
出てくると、団体さんは去った後で、私は、のんびりとナギの木を見上げ、境内へ…
ゆっくりと参拝し、少し雨の匂いの混じった空気を全身に吸い込み……朝からの疲れを癒させていただきました。……3日間の安全も、併せて祈ってきました。
ナギの木のお守りと、牛王神符を頂いて…
てくてくと、新宮を後にした私は、今日の宿・勝浦へと向かったのでした。
お宿は、勝浦温泉。一人旅だとツアーで安く宿を見つけられないので、苦労しながら見つけた宿。
夕・朝の食事はバイキング。お部屋は広くて海に面していて、お風呂は3つ。駅~宿間は送迎付き!
まったりくつろげました。
くつろぎながら、翌日・翌々日の行程を確認。新宮の観光センターで貰ってきたバス時刻表を確認して、有意義に回るための予定を手帳に書き込み、露天風呂で(雨が降っていたけれど)少し荒れた波音を聞きながら、特急の中で固まってしまった足腰をほぐしました。
7月の5・6・7日、2泊3日で熊野三山を廻ってきました。
天候の悪さも手伝って、初日から波乱含みの様相……
【7月5日 出立~新宮】
雨空の中、早朝よりあまり喜ばしくない某国ミサイル発射のニュースを気にしながら、朝8時の、天王寺発スーパーくろしお1号に乗り、一路熊野へ!
……ところが、思ったより自由席に並ぶ人が多くて、急遽、指定席切符を取ろうと窓口に向かったものの…「雨のせいで規制かかって、指定券取れないよ」と言われ…電車の運行自体心配になりながら、仕方なく自由席の喫煙車両に落ち着きました。
日根野辺りを通過中は、日も差し、「大丈夫かな」と思っていたにもかかわらず…特急は和歌山駅で停車。「御坊付近が、集中豪雨のため、規制」とのこと。
どうなるのだろう…と不安に思っていると、また車内放送。御坊駅まで代行バスで送って、御坊で待っている代行の列車にて新宮まで向かってもらう…とのこと。乗客全員、和歌山駅で下車し待っていたバスに乗り換えました。御坊につくと、折返し運転の特急が待っていて、運良く、今度は自由席禁煙車両に乗れました。
特急にも乗れて、もう安心!と思いきや。
なんと、規制は解けておらず、御坊~南部間は時速15キロ運転…特急違うし…それ……
まあ、私はのんびりした一人旅なので、その日のうちに宿に入れたらいいか…と、気楽に構えていられましたが、大変なのはビジネスマンや、お葬式、病院に向かう方々。車内はパニックでした。
当初、1日目は勝浦温泉泊だったので、那智大社に赴く予定だったのですが、それは予定通り12時前についた場合。何時に着くか分からない状況だったので、ついた時間で、勝浦で降りるか新宮まで乗り越すか決めることにしました。
窓の外はうねる海。激しく窓を叩く雨と風。線路沿いの草や木は倒れんばかりに吹きなぶられている状況。…これじゃ、時速15キロも仕方ないか……先を急がない私は、この、滅多に経験できない状況を満喫する気満々でした。…ブログのネタにもなるし……
問題と言えば、元々よく揺れるくろしお号なのに、最徐行でブレーキかけながら走るせいで前後に揺れること。普段の横揺れよりも、かなり辛かったです。
退屈になったら、宿で夜にやるつもりだった調査資料のまとめをしたり、友人にメールしたり、私の携帯はテレビ付きなので、某国ミサイル発射についてのニュースを垣間見たり(天候が悪すぎて、ほとんど映りませんでしたが…)、と適当に時間を潰すうちに、漸く、南部を過ぎて最徐行が解除されました。
特急らしく進み…到着予定は3時半。
もう、新宮まで行くしかない…と決め、駅から速玉大社までの道を地図で確認しました。
結局、特急料金は返していただくことができ、私は、新宮で降りて速玉大社に向かいました。
天候は、曇り空。時折、微かに霧雨程度の雨がぱらつくくらいだったので、逆に動きやすい気候でした。
速玉大社には、大学3回生の時分に、大学の友人たちと5人で旅行に訪れて以来、○年ぶりの再訪。
けれど、記憶なんてものは曖昧で、道も全然覚えておらず…駅の観光センターで、周辺のバス時刻表・地図を貰うついでに道順を確認しました。
コインロッカーに荷物預けるのも面倒だったので、小荷物(歩き用ポシェット)とお泊りセット(調査・旅行用カバン)の両方を携えて…見るからに怪しげな旅行者と化しながら、商店街を抜け、速玉大社に…
観光バスも来ていて、あまりゆっくりできなさそうだったので、喧騒を逃れて宝物館。
歴史街道倶楽部に入っているため、こういうところは会員割引がきくはずだったので、チケットと会員証を出して、窓口のお兄さんに聞いてみると、知らなかったみたいで…しばし、時間がかかりました。でも、持ってきていた倶楽部のガイドブックに載っていたので、割引で入れてもらえました。…そういえば、前に来た時もこんな押し問答したかも……
そのお兄さんと、歴史街道倶楽部について話をして…のんびりと、他に誰もいない宝物館の中を見学しました。
出てくると、団体さんは去った後で、私は、のんびりとナギの木を見上げ、境内へ…
ゆっくりと参拝し、少し雨の匂いの混じった空気を全身に吸い込み……朝からの疲れを癒させていただきました。……3日間の安全も、併せて祈ってきました。
ナギの木のお守りと、牛王神符を頂いて…
てくてくと、新宮を後にした私は、今日の宿・勝浦へと向かったのでした。
お宿は、勝浦温泉。一人旅だとツアーで安く宿を見つけられないので、苦労しながら見つけた宿。
夕・朝の食事はバイキング。お部屋は広くて海に面していて、お風呂は3つ。駅~宿間は送迎付き!
まったりくつろげました。
くつろぎながら、翌日・翌々日の行程を確認。新宮の観光センターで貰ってきたバス時刻表を確認して、有意義に回るための予定を手帳に書き込み、露天風呂で(雨が降っていたけれど)少し荒れた波音を聞きながら、特急の中で固まってしまった足腰をほぐしました。